ブログ / Diary

2022年10月

不妊治療のための注射・薬の補給について

今年の3月から始まったウクライナ戦争のためでしょうか、今年の夏頃から薬の補給が徐々に窮屈になってきました。特に排卵誘発にはなくてはならないhMGという注射剤が品薄になってきていました。最近やっと一部のメーカーで補給の目途が立ってきたとの朗報が聞かれます。 治療を受ける皆様にはいろいろやりくりをしてご迷惑がかからないように努力いたします。

『子宮内膜症』公開講座のお知らせ

先にご案内しておりました『子宮内膜症』の公開講座を10月15日開催しました。好評でした。 次回も、11月19日(土)PM3:30より開催予定です。(公開講座は電話予約で無料です) 子宮内膜症に心あたりのある方は気軽にご参加ください。

Instagramアカウントの閉鎖

こんにちは、楠原ウィメンズクリニック培養室です。 タイトルにもあるInstagramの当院のアカウントですが、Instagram運営側よりアカウントが閉鎖されてしまいました…。 原因は分からないのですが、投稿がセンシティブな内容として引っかかってしまったのかもしれません。(特に警告などは来てなかったのですが…) 患者さんや一般の皆様に有益な情報をと思って投稿していましたが、残念です。 もし不快な思いをされた方がいらっしゃ...

遠距離婚あるいは長距離出張が多いご夫婦の為の治療について

ご主人が遠方に住み、奥様が東京に居住するような場合、あるいは長期間ご主人が出張に出る機会が多いご夫婦の場合、妊娠の為の性生活そのものがままなりません。 そのようなご夫婦にはご主人の精子をあらかじめ凍結保存しておき、その凍結精子を使用して人工授精や体外受精をすることができます。 凍結精子を使って体外受精をする場合、受精法は顕微授精(ICSI)になりますが、受精率や胚のレベルは新鮮精子と全く同様です。 先に該当する...