ブログ / Diary

「子宮内膜菲薄(うすい)症に対する血小板サイトカイン療法」をはじめます

体外受精で凍結保存した胚盤胞を移植する場合、子宮内膜が充分厚くならない子宮内膜菲薄の人が時にいます。その状況で胚移植しても着床が期待できません。このような人に対して極く最近、血小板サイトカイン療法とういう方法が開発されました。これは患者さんの採血を行ない、その血液から血小板だけをとり出します。血小板にはいろいろな成長因子(GF)が含まれていますが、その成長因子をとり出し胚移植の少し前に子宮腔内に注入してあげます。す...

反復着床障害の診断のためのERA法

形態が良好な胚盤胞(例えば5AA、3ABなど)を複数回移植しても着床にいたらない事が時にあります。 これを反復着床障害といいますが、その原因として胚のクオリティだけではなく、着床の場、すなわち子宮内膜にも問題が考えられます。内膜は胚を受け入れやすい環境にあるか(receptive)を検査する方法です。 本番の移植の前に本番と同じホルモン環境をパッチを貼ってつくり、子宮内膜を移植の同じ時期に一部採取します。その子宮内膜の遺伝子をし...

オンラインの不妊セミナー(体外受精説明会)について

5月16日(土)にオンラインによる不妊セミナーを無事行うことができました。 6月も同様にオンライン形式で行います。日程は6月13日(土)です。 5月は当院を受診している方で体外受精を予定している方に受講していただきましたが、6月より当院を受診していない方でもオンラインによる不妊セミナーを受講できるようなシステムになりました。 予約制となりますので当院を受診されたことのない方はまずはお電話下さい。

新型コロナウイルス感染拡大に伴う「不妊治療助成対象」緩和について

こんにちは。受付です。 今回は新型コロナウイルス感染拡大に伴う東京都における不妊治療助成金についてお話をさせていただきます。  新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、緊急事態宣言の発出、また各学会の見解等に より今後、不妊治療を受けているご夫婦が治療の延期を余儀なくされることが想定されることから助成対象の緩和が発表されました。 内容は以下の通りになります。 ・「令和2年度東京都不妊検査等助成事業」の取り扱いについ...

薬を飲み忘れないようにするには?~看護部より~

こんにちは。 緊急事態宣言が延長となり、自粛を頑張っていただいている方もたくさんいらっしゃると思います。銀座も閑散としている今日この頃です。当院でも受付時間の変更をはじめ、皆様には多々ご協力をいただいています。本当にありがとうございます。 さて、今日は薬を飲み忘れないようにするにはどんな対策があるかについてお話ししたいと思います。排卵誘発剤のように一定期間だけ服用する薬もあれば、ピルのように毎日服用する薬もあり...

不妊治療の力になるサプリメント

当院で取り扱っているサプリメントをご紹介いたします。 ご希望の方はお気軽にお声掛けください。 エレビット 葉酸800μg+17種類のビタミンとミネラルを配合したものです。 赤ちゃんの先天性の脳神経管異常の発生を予防します。 妊娠する1か月前から服用することをオススメします。 エクエル 大豆イソフラボンが腸内細菌によって代謝されてできる「エクオール」という成分が女性の健康と美容に大切な役割を果たします。 VD(ビタミンD...

ARTのための個別セミナーのお知らせ

こんにちは。 看護師からのブログは時間が空いて久しぶりの更新となってしまいました。 新型コロナウィルスの影響で様々な状況が刻々と変わっているなか、皆さまいかがお過ごしでしょうか。 当クリニックでは、ART(高度生殖医療)へのステップアップはご夫婦で治療について理解した上で選択されることがとても大切だと考えています。 そのため、これまではステップアップされる前に必ずその説明会(月1回開催の不妊セミナー)に参加していた...

新しい培養室長

4月より培養室長が沖津 摂氏に変わりました。 同氏は日本の補助生殖医療(ART)の草分けの一人でいわばカリスマ培養士です。 連日、良好胚を生み出しています。 良い結果が出せるよう、培養士とともにより一層努力してまいりますので御期待下さい。

新型コロナウイルス感染症対策について当院からご協力のお願い

感染拡大の中で、皆さまに安心して治療を受けて頂くために以下のご協力をお願いいたします。 ①来院時にはマスクを必ず着用ください。お持ちでない場合は、受付にお声かけください。 ②内診時のバスタオル使用は中止となります。可能な限りスカートでご来院ください。 ③院内での採精は中止となります。ご自宅で採取のうえご持参ください。 ④診察をお受けいただくご本人以外の付き添いの方(ご主人を含め)のご来院はお控えください。(採卵後時は...

新型コロナウイルス感染症に対する当院の方針

4月1日に日本生殖医学会から「新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に対する声明」が出されました。 内容は、1.妊娠初期の胎児に及ぼす影響について不明な点が多いこと。2.母体から胎児への感染の可能性は不明であること。3.妊婦における感染の可能性は高いとは言えないが、妊婦が感染した場合に重症化する可能性 4.通常は妊婦に使用しない薬剤による治療が試行されていることから、妊娠が成立した後の感染への対応に苦慮することが...